【完結】12月24日クリスマスの日に友達に騙される
前編はこちら
あの後俺はブログを読んでくださっている方々から助言を頂いた。
「消費者センターに電話した方がいい」と言われ俺は電話することにした。
この時の俺はまさに絶望の淵に立たされたいる最中で誰かにすがりたい気持ちでいっぱいだった。
ずっと「契約書」と「70万円」が頭の中をグルグルしている。
なんて俺はバカなんだろう。後悔の嵐である。
愚かな自分を憎み消費者生活センターへ電話をかける。
C「はい、こちら消費者生活センター◯◯です。どうかなされましたか?」
※ここではCと仮定
俺「すいませんGawaといいます。実は…」
C「はい…そんなことが…」
俺「もう、払うしか無いんですかね…」
C「いえいえ、大丈夫ですよ払わなくても問題ありません」
C「Gawaさんはですね、契約した際に契約書の控えを受け取っていません。契約書の控えを受け取っていないのであれば、実はクーリングオフの期間も開始されないんですよ。本当はBさんは契約した際に控えをGawaさんに渡さなければいけないんですが、何故か渡さなかったということで…」
C「あとGawaさんはお金をまだ1円も払われていないのが幸いですね。お金のやり取りがあると取り戻すのは相当難しいんですが、Gawaさんの場合それが無かったので」
実はいうとあの時俺はBさんから契約をした際に、契約書の控えを受け取っていなかった。それが今回は幸いしたらしい。あと財布も現金5000円のみでカードはSUICAだけだった。もしクレジットカードやキャッシュカードがその場にあったらと思うとゾッとする。
俺がドジなおかげで助かったのか。
C「AさんはGawaさんにこの商材をオススメするようにお話されていましたか?」
AもBも俺にFXを強くおすすめしていた。それは紛れもない事実だ。
俺「はい・・・最後までAさんはこのFXをやったほうがいいって言ってました…」
C「マルチ商法ってご存知ですか?例えばAさんがGawaさんにこの商材を紹介して契約すると、Aさんに紹介金としてお金が払われるんです。…このマルチ商法で沢山の方々が被害を受けているんですね。」
俺「・・・・・・・・」
要するに俺はAに金で売られた。
Aは友情を金と引き換えにしたということだ。
Aは俺が埼玉に上京して最初に入ったバイトで出会い、とにかく話が合うやつだった。
でもそう思っていたのは俺だけだった。
Aにとって俺はただのカモにしか過ぎなかったということだ。
…さすがに人間不信になりそう。
Cさんとこの後順調に契約解消するための準備を進めていった。
Cさんのおかげで、今後俺が70万円を払うということはほぼない所まで持っていくことが出来た。
ありがとうCさん。
というわけで俺は70万円を払わずに終わった。
この件で知ったこと
・この世には怖い人がいるという事実
この件で失くしたもの
・友達1名
■最後に
そんなこんながありまして70万円は払わずに済みました。
騙す奴はムカつきますが、一番ムカついたのはこんなことにすぐ騙された俺自身です。
もっと警戒心つければいいのかな?頑張ろう。
終了