トロッコ問題って知ってる?最も正解に近い答えは「何もしないこと」だ!
どもGawaです
みなさんトロッコ問題って知ってますか?
結構難しくてわからない人も多いので最初に図にして説明したいと思います。
■トロッコ問題とは?
(絵が下手くそ過ぎる)
では軽く説明していきます。
あなたは炭鉱で働いている1人の人間です。
ある日、あるトロッコが物凄いスピードで走り暴走状態にあります。このトロッコを止める術はどこにも無く、進路を阻むものを全て破壊し、勢いを増しながら進んでいます。
大変なことにトロッコの行先には10人の炭鉱夫がそこで一生懸命に仕事をしています。
このままでは10人はトロッコの巻き添えになり、一溜まりもなく死んでしまうでしょう。
あなたは慌てているとなんと目の前にトロッコの進路を変更するレバーがあるではありませんか!!今このレバーを動かして進路を変更すればトロッコは別の進路へ行き、10人は死なずにすみます。
そう思いレバーに手をかけますが、あることに気づきます。
なんともう一つの進路には、1人作業している人間がいるではありませんか!
もしレバーにこのまま手をかけると10人の作業員は助かります。
しかし別の進路先にいる1人は間違いなく死ぬでしょう。
さぁあなたはどうしますか?
簡単に言えば「10人を生かすために1人を殺せるか」という思考実験です。
思考実験ですので、誰が何の回答をしても何の罪にも問われませんし迫害されることもありません(多分)。単なる遊びだと思ってください。
■トロッコは絶対に止まらない、何があろうともな!
まずトロッコ問題は、これだけは譲れないポイントがあります。
・どちらを選んでも片方の作業員は必ず死ぬ。
・あなたの身内、友人は中には1人もいない。全くの他人。
・あなたの声はどんなに叫んだとしても向こうには届かない。
・あなたを除く作業員は作業に夢中でトロッコに気付かない。
・この土壇場を認識しているのはあなただけ。
・何があってもトロッコは絶対に止まらない。
この6つのポイントは絶対なので、全て従って考えてみてください。
例えば
・他の人を呼んでその人に選択を強いる。
・大声で叫んでトロッコの存在を気づかせ回避させる。
・トロッコを蹴飛ばして脱線させる。
こういう回答はこの問題に限って絶対にありえないのでやめましょう。
■主な回答例を挙げる
「レバーを動かして10人を救い1人を殺す」
・一人が死ぬよりかは、10人が助かったほうが色々と得だから。
「レバーには手をかけず、10人を見殺しにする」
・元々この10人は死ぬ運命にある、だからそれに手をかけるようなことをしてはいけない(使命感)
・レバーに触ることで自分が法的な責任に負われそうだから。
「誰も殺させやしねぇ…俺が全員救い出してやる!」
まぁ大体はこんな感じです。
トロッコ問題は解答するにあたり色んな条件がついて回るので答えは大体二択に分かれてますね。しょうがないです、難しいですしおすし。
■俺の答え
俺が答えた回答はコチラです↓↓
「レバーには絶対に触らない」(10人死亡ルート)
色々考えましたが、この答えをやっと導き出すことが出来ました。
いやいやお前10人死ぬんやぞ!?レバーに触らないって見殺しやんけ!
そう思う人もいるかもしれません。
ですがね、触るにしろ触らないにしろどちらかが死ぬことが確定しているならどう転んでもハッピーエンドには辿り着かないわけですよ。両方死なない選択肢があるならそっちに尽力する筈です。俺だけでなく皆さんもそうするはず。
走ってトロッコを止められるなら全力疾走でトロッコを追います。
「逃げろー危ないぞ!」と叫んで声が届くなら何回でも言いますよ。
でも誰も死なないということはこの問題においては100%ありえないわけです。
どうあがいても絶望なんですよ。
だったら、後は自分のことだけ考えて行動すればいいんです。
自分がレバーに触ることで法的な責任もあるかもしれませんし、間接的に殺人をした罪悪感にとらわれるかもしれません。少なくとも触ることで起こりうることは色々考えられるじゃないですか。
これが俺の「レバーには絶対に触らない」と答えた理由です。
■まとめ
まぁそんなこんなで1人で白熱してしまいました。
上にも書きましたがこれはトロッコ問題と言って昔からある思考実験なので、…えーとただの遊びのようなものなので気にしないでくだされ。orz
終了