ワイ23歳、児童向け絵本を読んでガチギレする
ども、世紀末救世主のGawaです。
今日は暇だったので本屋に行きました。
■今俺がハマっているのはマンガじゃねえ!
俺の好きなジョジョの奇妙な冒険、刃牙の新巻がないか棚を見渡し他にも面白そうな本はないか一通りチェックした後、その場を後にする。
何故かって?今日俺が本屋に来たのはマンガや雑誌を読むためじゃないからである。
今日俺が読むのは…絵本だ!!
こ ど も の え ほ ん だ!
■絵本大好き男Gawa
前にも書いたかもしれませんが俺は絵本が好きなんですよね。
あ、ここで言う絵本というのは童話とか昔話のことです。
はらぺこあおむし、100万回生きたネコとか大好きです。キャラクターとか可愛いし話が奥深くて何回読んでも飽きないんですよね。特に100万回生きたネコは俺のバイブルと言ってもいいほどの愛読書でして、かなりの回数を読み返し、そして泣きました。
ちなみに絵本にハマったのは大人になってからです。
子供の頃はもっぱらTVゲームでしたんでね。
■15年ぶりに「マッチ売りの少女」を読む23歳
さぁそんなこんなで絵本コーナーを見て回るわけですが、桃太郎とか青い鳥とか名作が並んでいるんですよね。最初に何読もうかな~と悩んでいたわけですが目の前にあのタイトルがあるわけです。
そう、マッチ売りの少女が!
マッチ売りの少女か…あらすじは大体知ってる気がするけど全然読んだ記憶ないな…。
ん?どういう内容だったけ…?
完全に中身を忘れていた俺はこの本から読もうと思い、手にとるわけです。
確か少女がマッチを売るんだよね…?
それで…えっと…リーマンショックで負債を抱えた一家が一念発起でマッチビジネスを展開して…それが大当たりで借金返済で最後は六本木に本社を立てて目黒に支社を…(大嘘)
まぁいいや!読めば分かる!!
ペラペラとページをめくり始めました。
ギャグをカマしながら余裕綽々で読み始める俺氏。
まさかこの後予想にもしない出来事が待っていようとは…
~マッチ売りの少女~
「マッチいかがですかー」
「は?マッチ?いらねーよ」
「体温まりますよー」
「1個300円!?誰が買うかボケカス!」
「それじゃあ200円でも…」
「200円でもいらんわ!!」
「ふぅ~寒い寒い…」
「まだ1個も売れてない…」
ズキン…
「いたっ…」
「いつつ…パパママに叩かれたとこ…まだ痛いや…」
「役立たず娘が!」「トロいんだよバカが!」「グズでノロマ!」「産まなきゃ良かった!」
「おい酒がなくなったぞ早く稼いでこい!」「いいか!全部売れるまで帰ってくんな!」
「それまではメシも抜きだ!!」
「パパ・・ママ・・・」
「寒いな…」
「指と脚の感覚がないや…」
「おなかすいた…」
ポッ…
「ふぅ…」
「ちょっとだけポカポカするかも…」
「…」
「…え?!」
「おっおばあちゃん!?どうして…!?」
「色々辛かったろう…もう良いんだよ…こっちへおいで」
「もういいのよ…」
「おばあちゃん…っ!」
「おばあちゃん…っ」
「………」
~マッチ売りの少女終了~
俺「~~~~~~~~ッッ!!」(声にならない嗚咽)
ワイ23歳、絵本売り場でガン泣きする。(タイトル回収)
「…ねぇママーあの人…」
「さぁ帰りましょうねボク」
俺「~~~~~~~~~ッッ!!」
■救いがなさすぎる
マッチ売りの少女ってこういう物語だったのか?!
要約すると酒飲み両親の言いなりでマッチ売りを真冬の中売り続けるも、一向に売れず、寒さをしのぐためにマッチの火をつけたら色んな幻覚が現れて、そして最後におばあちゃんの幻覚が出てきて死んじゃうって話だが。
何故こんなに救いがないストーリーなのか。
救いはないんですか!?♂
読んでて最後まで可哀想をブッ通しててただ疲れるというかね、ひどい仕打ちを受ける女の子をただ傍観してるだけで読者をイジメてるとしか思えない。俺はSじゃないので全然こんなの嬉しくないですよ。むしろ軽いMなので。
こんなの子供の教育になんか適してないだろ!!
酷すぎなんだけどマジ!
誰だこの絵本の作者は!誰だよこの童話書いたヤツは出てこいよ!
ぶっ◯してやるよ俺が!
情けねえなこんな子供虐める絵本書いて金貰ってマジで!
ただの変態じゃねえか!
絵本はそういうもんじゃねえから!
終了