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俺も頑張ろう

俺も頑張ろうとは、みんなの暇つぶしを手助けするブログ

昔働いていたブラック会社を語る②

体験談

どもGawaです。

 

「昔働いていたブラック会社エピソードを語ります」続いて書いていきます。

今回は②となります。

①をまだ見ていない方はこちらからどうぞ↓↓

gawa-yandere.hatenablog.com

 

 

昔働いていたブラック会社エピソードを語ります②

 

 

 

■初給料は非常にリーズナブル

この会社休日休暇は週休二日制でした。

ちなみに週休二日制というのは1週間に2日休みが必ずあるというわけではありません。

 

 

週休2日制の説明をとあるサイトから引用させていただきました。

一見、同じことを表しているようですが、実はまったく違います。
まず、法律では勤務者に「週1日以上の休日を与える」ことが原則として決められています。この場合、休日は月曜~日曜までの1週間のうち1日の休みがあれば良いので、何曜日を休みにするかは雇用者の自由とされています。これが「週休制」です。

これに対し「週休2日制」は、月に1回以上、必ず週2日の休みがあることを表します。それ以外の週は1日のみの休み、ということになります。
 

 

引用させていただいたサイトのURLhttp://www.find-job.net/article/167/

 

この通り月に1回以上でも2日以上の休みがあれば週休二日制なんです。

名前あきらかに紛らわしいですよね。

 

そう、ここの会社は週休2日制で月に8日休みがあります。

休み以外はスーパーでせっせと12時間以上仕事をしておりました。

 

12時間以上働くのはキツかった。

社長夫人や先輩に叱られこれが社会なんだということを知った。

作業に慣れずトロトロして、正当な理由で叱られたし、理不尽なことでも沢山怒られた。

毎日家に帰ると溜息ばかりでうんざりだった。

 

 

でもあの日が近づいていたから俺は頑張れました。

あの日が…そう、あの日が着々と近づいていたから俺はどんなにキツいことでも頑張れた。

 

 

給料日です。

 

 

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俺ってこんなに残業しているんだからすごい給料入るんだろうなぁ…

 

手取り30万とか貰えたりすんのかな…

 

ゲーム買いまくりじゃん…!うわあああやったあああああ!!

WiiUPSVITA買ってあとは…XBOX360も買おう!

 

 

 

内なる喜びは給料日が近づくに連れて大きくなっていきました。

 

そして給料日当日…給料明細を貰い、俺は仕事が終わると同時にATMへダッシュしました。勿論初めての給料をおろして好きなものを買うためです。

 

 

俺「30万くらい入ってるかな…!」ハァハァ…

 

 

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俺「ん?9万円…?」

ATMの画面を何度見ても金額は変わりません。残高は9万円でした。振り込まれていた給料は確かに9万円でした。

 

俺は手に持っていた給料明細を開けました。

俺は100時間以上は確実に残業をしていました。こんなに低い訳がない。

 

 

俺の給料明細がこんなに低いわけがない(電撃文庫

 

 

明細に書かれた残業時間を見てみると…

 

20時間

 

なんと給料明細に書かれた残業時間は見事に改ざんされていました。

 

そして俺の残業代は…2万円。

 

こんなにせっせと働いて頂いた給料が手取り9万円。

そのうちの2万円は残業代。

 

 

……どうしてなんだろう?

謎は残りましたがあの頃はバカだったので追求せず働き続けました。

手取り9万円の事実を受け入れた新卒18歳。

 

今夜のご飯のおかずは19円のもやし炒めだ。

そして明日も明後日も…明々後日も。

 

 

 

 

 

 

 

 

■商品の発注を休日を引き換えに任せられる

 

 

スーパーに入社して4ヶ月位経ったころです。

 

社長夫人「お米の発注はこれからGawaにするから」

 

いきなり社長夫人にお米の発注、商品の仕入れを任せられました。

4ヶ月経っていくらか仕事に慣れ始めた俺を試しているのでしょうか?

 

俺は正直に言うと、発注の仕事を任せられて時少し嬉しかったです。

まさか入社1年目の俺が発注して、お米の商品の管理を任せられるなんてと!

 

もしかしたら昇格とかもあるのかも?俺って仕事できる人間なのかな?

 

 

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社長夫人「いい?これからアンタがお米を管理するんだからね?発注もするのよ!」

 

俺「はい、頑張ります!」

 

社長夫人「いついかなる時も商品を切らしたら駄目なのよ?分かる?」

 

俺「はい!」

 

社長夫人「休みの日も店に来て管理するんだからね。頼むわよ。」

 

 

え…休みの日も…?

この時俺はハッと気づきました。

 

そういえばS先輩は豆腐、お酒の発注を担当していたが俺が出勤する日はいつもいた。

A先輩も同様に洋日配、パン、お菓子の担当だったが俺が出勤する日はいつもいる。

余裕のない顔でいつも商品を見て発注書を手に持ち、レジと商品の棚を行ったり来たりしている。

 

 

俺が出勤する日でS先輩とA先輩を見かけない日なんて無かった。

毎日毎日ずっと商品を見ては発注書を書いて、取引先の会社へFAXを送っていた。もちろんレジの作業も片手間にしているので俺以上に忙しいのは確実だけど…。

 

 

もしかして…A先輩とS先輩って俺以上に休んでいないんじゃない…のか?

この会社にはシフトが無いから出勤日なんて確認しようがないが何となく俺は気づいた。

 

A先輩とS先輩は間違いなく俺より出勤日が多い。

 

そしてA先輩とS先輩が発注でほぼ毎日出勤してるってことは…。

 

 

俺もそうなるってことなのか…?

 

 

 

2週間後…

 

 

 

 

 

休日なのにも関わらず職場のスーパーへ出向き、商品を管理して発注をする俺の姿がいた…。

 

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■超混んでいるのにレジを1人に任せる社長夫人

 

ついに夏が来ました。夏といえば縁日ですね。

スーパーの目の前には神社があり、縁日効果でお客さんもかなり増えます。

 

いつもは1日に1200人くらいお客さんが来れば上出来なのに、その日は二倍の2400人くらい来ます。勿論レジは大混雑です。

 

 

職場のスーパーのレジ数は3つしかありませんのでどれだけ早くさばいても次から次へとお客さんが湯水のように湧いてきます。

 

俺はS先輩とT先輩とヒーヒー言いながら溢れかえるお客さんを処理していました。

S先輩は女性で俺の2つ上で、T先輩は俺より二回り上のベテラン社員です。確かに辛かったですが二人とも仕事が凄くできる方だったので、忙しい中でも安心して、そして信頼していました。

 

 

その時社長夫人が店内に現れました。

 

社長夫人「GawaとTさんはもう仕事あがっていいわよ」

 

お客さんが波のように押し寄せてきている中、社長夫人は俺とT先輩を退勤していいと言ってきたのです。これは今から大勢のお客さんの処理はS先輩1人でやれと言っているようなもんです。

 

 

俺「で、でもお客さんがこんなに…」

 

社長夫人「私が仕事あげろって言ったら黙ってあげるんだよ!」

 

 

意味がわからなかった。

確かに仕事が終わり家に帰れるのは嬉しいが、この状況でS先輩だけにするのはさすがにマズイというのは新入社員の俺でも分かる。お客さんが物凄い行列になって店の外まで溢れかえっているからだ。誰がどう見てもまずい状況にある。

 

 

俺は不安になりT先輩を見ました。

しかしT先輩は何も言わずに下を向き、帰る身支度をしています。

T先輩はどことなく今の状況が見慣れているような感じがありました。多分この店ではS先輩を1人にしてレジをさせるという謎のルール?があるようです。勿論俺が入社する前から。

 

 

社長夫人の命令は絶対。震えました。

 

 

最後には俺もよく分からなくなり、一緒に帰る身支度をしました。今思うと非常に悪いことをした自覚があります。

帰る際に店の出口をチラ見すると、長蛇の列と化した客が全員俺を睨んでいました。

そしてS先輩は笑顔で必死に目の前のお客さんを一人ひとり処理していました。

 

 

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■S先輩ついに辞める

 

 

ある日、いきなり社長夫人が社員の前で言いました。

 

 

夫人「S先輩が今月いっぱいで辞めます、今までありがとうね!」

 

 

S先輩がどうやらこの会社を退社するということでした。

辞める理由は分かりません。とは言え大体は予想できます。

俺は一瞬驚きましたが、納得しました。確かにそうだ。この職場であんな仕打ちをされ続けたら誰だって辞める。むしろ2年も続けたことに拍手を贈りたい。

 

 

S先輩は小さい声で社員全員に挨拶しました。

 

「今まで有難うございました。みなさんと一緒にお仕事ができてとても楽しかったです。私はこの会社で2年間働けたことに誇りを持っています。あの…ホントにありがとうございました。」

 

 

パチパチパチ…(乾いた拍手音)

 

 

こうしてS先輩は地元へ帰っていきました。

 

 

俺はS先輩が凄いと思いました。よくこんなクソみたいな職場にお礼を言えるなと。俺はそこまで人間出来ていないのでお世辞でもそんなこと股が裂けても言えないです。そして、この時点で俺は職場に何の尊敬も抱いていなく、惰性と我慢の一心で続けていたんだなと…。

 

…今思えばS先輩を余裕のある俺が助けてあげればよかったと後悔だけしています。

 

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こうして夏は過ぎていきました。

S先輩は会社を去り、1人分枠の空いたそのしわ寄せは誰に来るのか…。

レジ部門の社員全員は俺含め黙々と仕事を続けるのでした。

 

 

 

 

 

③へ続く(近日公開予定)

 

 

 

 

 

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