自分が初めて不器用であると自覚した恐ろしい話
どもGawaです
今日久しぶりに牛乳を飲んだら、小学生の頃を思い出したのでそれを語っていきます。
名付けて、「牛乳瓶爆裂事件」です。
目次
始まりはいつも突然に
俺がまだ小さかったころ…確か小学2年生くらいの頃ですかね。
お昼ご飯が給食だったんです。学校の給食って今思えば美味しかったですよね。
で、その給食にいつも牛乳がついてくるんです。しかもビンなんです。
今の小中の給食の牛乳は恐らく紙パックでしょうが、俺らの頃はビンだったんです。
牛乳がいつもあるのは飲んで大きくなれよ~っていう給食係のおばさんの計らいなんでしょうか。
忘れがたき一時
牛乳をビンで飲むとすっごい美味しいんですよね。
ほら、銭湯でお風呂上がりに牛乳瓶を飲むと味は普通の牛乳なのにくっそ美味く感じるじゃないですか。アレみたいな感じで飲み物ってビンで飲むと普通に飲むより数倍美味い感覚に陥る。
そんなこんなで美味しい牛乳を毎日飲み干していたわけですが…ビンって1つ欠点があるんですよ。
ビンはフタが開けづらいんです。
小学4年生にして立ちはだかる壁
フタがペラッペラな紙で出来ていて、開ける時ツメを立てて上手くやらないと剥がれないんです。俺は苦労していました。
剥がす際ある程度力を入れなきゃいけないので、加減しないと指がそのまま突き抜けて中身が飛び出してしまいます。
3分の1くらいはいつも飛び出てて無駄にしていた記憶があります。
俺は悪くねぇ!
小学4年くらいになった時ビンは廃止され、紙パックへ移行しました。
俺は「えぇ~…」と一瞬落胆しましたが、これから面倒くさいフタ剥がしをしなくてもいいのかと思うと…まぁ紙パックでもええかと。そう思ったんです。
容器が変わるだけで味は変わらないですしね。
俺がこれからも牛乳を飲み続けて行くことには変わりないわけですから。
俺「やっと面倒くさいフタ剥がしから開放されるわけか!これでもう牛乳を爆裂させることもなくなるわけだ!」
そう、俺が不器用だったから牛乳が爆裂したのでは無いのです。
全てはビンのフタが悪いのです。フタが開けづらいから牛乳は毎回飛び散っていたんです。全責任は牛乳ビンにある。
俺は決して悪くない。決して不器用ではない。
快く俺は紙パックの牛乳を手に持ちました。
いつから自分が不器用では無いと錯覚していた?
俺「ん”ッッ!!!!」
牛乳達は紙パックから勢い良く飛び出ました。
床にばらまかれる牛乳達。黄色人種にして顔中が白く染まるという矛盾と現実の並列。
この瞬間、俺はあることに気づきました。
ビンだったから牛乳が飛び散ったのではない。
俺が不器用だったから牛乳が飛び散ったのだと。
そして小学4年生にして自身の欠点を認め、悟りの境地に達しました。
最後に
俺が不器用だったという話です。
でもみなさんも一度くらい同じ経験したと思います。
終了
にほんぶろぐ村参加中